サイレントサードの発売日

ども南郷です。

サイレントサードの作業が終わりました。
三月十四日 木曜日に発売します。

いいですか
翌十七時に無料キャンペーンが行えるように申請しますので、そこまで待ってくださいね。けっして有料で買わないこと(Kindleアンリミテッド登録者の方はどうぞ読んでください。)


というのも、いつも無料キャンペーン前に有料が売れています。いえ、もちろんありがたいですよ。ですが、そのあとすぐに無料で配信することにじゃっかんの心苦しさを・・・。いくら数百円と言ってもね、ちょっと気分を悪くされるんではないかと。ましてや発売日に買ってくださる方はおそらく八槻の作品を楽しみにしてくれているんでしょうし

まあ、それなら無料配布なんてしなければいいのですが・・・。でも、しないと埋もれてしまいますし・・・・。


とにもかくにも、サイレントサード、三月十四日に発売です。無料キャンペーンはその次の日の十七時から~五日間。
でわでわ、当日にまたお知らせします

南郷

進捗などなど

ども南郷です。

新作のサイレントサードですが、思ったよりも速く発売できそうです。校正も一度目が完了。誤字脱字はほとんどなしでした。それ以外の修正箇所も少ないかなと。すでにあとがきも完成していますし、来週くらいには出したい。

KDPも早三年。慣れたこともあれば不慣れなものもあります。そのときそのときは全力ですが最近の基準で言えば以前は努力が少なかったかなと反省。まあ成長したというか進展したというか色々見えてくることもあります。商品説明ももうちょっと懲りたいところですが。。



発売語は毎度のことですが、翌日には無料キャンペーンを。既存作(天空城殺人事件以外)と一緒にします。


でわであ南郷。

新作「サイレントサード」表紙完成!

ども南郷です。

サイレントサードの表紙が完成しました。
今回は南郷の担当です。


イラストレーターは「よう」さまです。
ホームページ(https://happahappaippai.wixsite.com/yoh-illustoration/home
ツイッター (https://twitter.com/wonder_yoh
依頼して四日ほどでこれほどまでの出来上がりまして、ほんとうにびっくりです。
予算オーバーでしたが、南郷のポケットマネーからいくらかだしました。


サイレントサード.jpg



どういう方向で行くか、かなーり迷いました。
というのも、新作「サイレントサード」八槻らしさもあるのですが今までの八槻翔の作品とは毛並みが違うというか、雰囲気は暗く凄惨で、クズが多く出てくるので、いつもとは違った感じにしたいと思いまして。
正直、著者名も変えた方がいいかもと南郷は思ったり……。まあ、館シリーズで有名な綾辻行人さんには、殺人鬼シリーズなんていうのもありますし、取り越し苦労なら良いんですが。。






残りの作業は、校正だけなので、なんとか今月中の発売を目処に。できれば、三月の二十日くらいに。

でわでわ。
南郷。

新作のお話

ども南郷です。

五月発売予定だった新作の話はおいといて、今日は別の新作の話です。
タイトルは、「サイレントサード」。いぜん八槻が趣味で書いていた作品ですね。それを商業用にがっつり書き直したとのことで、KDPで出すことになりました。こっちの方が速く発売となるかもしれません。

内容は、詐欺師やイカれたやつの出てくるライトノベルというかホラーといかサイコスリラーというかまあそんな話ですね。
表紙が出来上がり次第発売することになったですが、いつもとは毛並みの違う作品なのでイラストはちょっと考えます。


でわでわ、話が進み次第また。

新年、おめでとうございます。南郷

南郷です。

新年、おめでとうございます。

さっそくですが、八槻翔次回作について。
タイトルは未定ですが、KDPで出す新作が動き出しました。五月の発売を目処に書いていくそうです。

連作短編。幽霊がでてくるようなミステリ作品で、霊感のある男女のコンビが怪事件やなぞを解決するという構造。高校生や大学生が主人公ではないものの、南郷が望んでいたような形ですね。これで何作も出していければ最高です。


ざっと全体像をきいてみた感想は、オカルトトリックの逆ですかね。オカルトトリックと違って、主人公も相棒も幽霊が見えるし話せる。なんなら仕事を手伝わせちゃう、そんな感じです。


そうそう以前書いていた、オカルトトリックのまんが化ですが、実は元プロの方と交渉していたのですが、上手くいきそうだったんですが、どうもオカルトトリックほど長尺だと一年以上かかるとのことで結局は断られてしまいました。ネックは金銭面かなと思っていたのでちょっと頭を抱えていますが、また新しい方を探します。、

でわでわそんなこんなです。
今年もよろしくお願いします。南郷

コラボしたい。コミカライズされたい。南郷

ども南郷です。

もう今年も終わりますね。色々ありましたが、南郷がどうしても言いたいのは、結局、地底城とオカルトトリックのスピンオフしか出せなかったなと……。個人的にはもっと読みたかったですし、なんといっても、ファンの方に届けたかったなと。来年はもっと出せたら良いんですが・・・・・

さて。


オカルトトリック、天空城殺人事件がプライムリーディングのラインナップから外れたのは、春先でしたかね。ましてや天空城殺人事件はKDPセレクトからも外れて(というか外さざるをえずで)、最近では売り上げがかなり下がってます。

特に城シリーズはやばい。魔王城も地底城も短編の雷鳴館とほとんど変わりなくて、正直、天空城がkDPセレクト(KU)に戻せない以上、続編の竜宮城を書いたら?とは言い出しにくい状況です。八槻とも相談しているんですが、このまま打ち切りの可能性大です。

んー、天空城殺人事件の書籍化はありがたかったんですが、KUで読めなくなったのがかなり効いてる。シリーズ通して、レビューも下がっているのもあるんでしょうが。


とにかくまあ、ちょっとなんとかせなあかんなと思いまして。
無料キャンペーンくらいしかしてなかったんでね


プライムリーディングに再び選ばれればいいいんですが、まあ、色々ごたごたがあったので(南郷ではなく)、難しいかなと。
じゃあ広告を打つしかないのですが、それも馬鹿にならない費用がかかるので。。。効果もさほど感じられなかったし。。



ということでですよ。タイトルのとおりコラボしたいなと思いまして。ソシャゲみたいに。
ずーと暖めていたんですが、「オカルトトリック (N-angou文庫)」の漫画化なんてどうでしょう?

いぜん調べたらとんでもない金額で躊躇しましたが、今までの売り上げで払えない額じゃないし、取っておいてもしょうがないし、普通に広告を打つよりもかなり効果があるような気がするし、買い取りならいくらか売り上げで回収できるでしょうし。だからやろうと。


できれば、コラボという形がいいので、八槻翔がその方の漫画作品のノベライズをします。コミカライズとノベライズをしあうという感じです。


とまあ、八槻も完全に了承しているわけではないので、どうなるか分かりませんが。コミカライズしてもいいけどしてくれる人がいるはずがないという感じです。ので、ひとまずまずはアマチュア漫画家さんでオカルトトリックのコミカライズと自作のノベライズに興味を持っている方がいないのか探ってみようかなと思いまして。


まあお相手がいなければ、オカルトトリックを漫画にしてくれる方を探して、KDPで出すことにしましょう。ランサーズやスキロットなどで探します。来年の夏までにはなんとか実現すればいいんですが。。

募集の詳細はまた別記事でアップします

でわでわ。南郷





南郷の雑記

ども南郷です。
二日続けての更新はいつぶりでしょ?


昨日のインタビュー記事はそこそこ読まれているようでよかったです。
だけどまあインタビューは難しい。インタビューという体でただしゃべってただけなので、話がとっちらかってて、脱線や重複があったりで結構まとめるのがたいへんでした。南郷の感想なんかはカットしてます。繋がりが悪いような気がするけどまあ、長くなるだけなので。



プロットについてはもうちょうっと語っていたんですが、なんか言葉足らずな感じだったので、それは二回目に回しましょう。名前についてのところで結構分量使って南郷は疲れました。一度、音声から文章に起こすと消す気がなくなって。。。


ちなみにインタビューでも出ていた八槻が趣味で書いた作品。昨夜南郷はようやく読みました。零時から眠くなるまでちょっと読もうかなと思ってたら、さくさく素進むので四時まで読んでました。。まるでハリウッド映画を見ているようでした。素直に面白い。

ただまあ、読者を気にせず趣味で書いたということだけあって、主人公もヒロインも感じが悪い。クズですクズ。この作品、クズしか出てこない。詐欺師の話なんで、カモがたくさん出てくるんですが、誰も掬われないのがまた。
読んだ感想は、これを趣味で書くなんて趣味悪いな!って感じです。描写がえぐい。映画のソウを思い出しましたよ。KDPで出すなら要修正です、


とまあ、KDPで出すには申し分ない出来なので、相打診したんですが、、待ち、だそうです。何かを待っているみたいです。
まあ、待てと言われたので待ちましょう。


パソコンに眠っている作品、他にも色々あります(ちなみに南郷のパソコンは八槻のお古です)。
蔵出ししてもいいかなと思うんですけどね、八槻翔の初期の作品のうち三作くらいは出せるんじゃないかなあと南郷は思っているんですが。ただ既存の作品より質が落ちるのは確かので難しい。。。。


あそうそう。仕事納めくらいを狙って、既存作いくつか無料キャンペーンをしようと思っていますもで、でわでわ

南郷による八槻翔へのインタビュー 第一回

南郷による八槻翔へのインタビュー

――まずは新作の方は?

ぼちぼちかな。まだ何も取りかかってない。やりたいことをやっている。KDP以外にも手を伸ばしてみたり。

――それは、どうして?

なんだろうね。上手く説明できないんだけど、〝読者を意識しないように〟というのが一番の理由だと思う。どうしてもKDPで発表するつもりで書いていると、読者を意識せざるをえないから。複数の展開を思いついても、こっちの方が読者の方は面白いと感じるかな、とか、もっとこのキャラを出した方がいいかもとか。キャラクターの設定の時点で、読者の好みとかまでを考えてしまう。だけど、『オカルトトリック』や『天空城殺人事件』は、まったくそんなことも考えずに自分の好きなように書いてたから、初心に戻って、そうしようと思って。この二つが私の中で一番良い作品だと思うから。一番評価されている作品だと思うから。
で、読者以前にまず自分が面白いと思える本を書かないといけないと思って、いくつか完全に趣味で書いた。

――今日は、八槻翔の執筆の方法について聞こうと思っているんですが、物語を思いつくのはどんなとき?

物語を考えるぞ、と思ったとき。

――そんなもの? 寝る前とか移動中とかで妄想するってこと?

妄想はしないよ。する人はするんだろうけど、私の場合は、頭の中で一切物語を流さない。一から十まで何も妄想せずに、ある程度キャラとか世界観とか決めたら、冒頭をひとまず書いて、それから考えていく。

――意外だ。四六時中、頭の中で物語が流れているもんだと思っていた。

そういう人もいるでしょう。私は違う。
処女作の場合は、一人暮らしの女の子が電気もついていない自分の部屋に帰ったら、知らんおっさんが部屋にいると怖いよなと思ってそのシーンをプロローグに書いた。それ以上のことは何も考えずに、プロットのプの字も知らずに書いた。

――なるほど。それは処女作の話? 今もやり方は一緒?

もちろんいくらか成長しているから、あのときよりは考えるよ。
なんて言えばいいのか、博多駅がスタートで東京駅がゴールだとして、行き方は何でも良いんだけど、船や飛行機を使ったり、四国に寄ったり韓国に行ったりなにをしてもいいんだけど、必ず通るチェックポイント、つまりは必須シーンは決めておく。大阪は必ず経由するとかね。そんなイメージ。決めていないところはふわふわしてるまま書いていく。どうなるのか自分でも分からない。

――具体的に決めるものは?

大きく言えば、主人公と周りのキャラクター、題材、テーマ、世界観かな。ミステリであればトリックと動機、真犯人も。

――どのくらい考えておく?

A4で二枚くらい?

――なぜ疑問系? 例えば、主人公の場合は何を決める?

年齢や外見、過去。他のキャラとの関係とか。長所と短所、秘密とか。秘密は、ヒロインとかと共有させたい。お互いに弱みを握っているとかね。信念も欲しい。
長所は物語を進める上で武器になるようなもの。読者の気を引くようなものであることが望ましくて、短所は、そのせいで、主人公やその周りが中盤ないし終盤でピンチに陥るようなもの。つまりは、その短所を克服しなければ物語は解決しないよ、という風にしたいわけ。そこで葛藤やジレンマが生まれればなお良し。
あとは名前も決めるね。ここが決まらないと書けない。

――名前はどうやって決める?

別に難しい話じゃないけど。基本は、てきとーだよ。
でも、まずはイメージに合った名前。明るい子なら、あかりとか桜子とか。暗いキャラなら雨森、沼田とかの苗字。それから、独特の苗字がいい。全員珍しい名前にするとかえって読みにくいから、せめて主人公、特に探偵役はそうしたい。

以前読んだ本で、あまりに普通の名前のキャラだったのに、終盤になって急に推理しだして驚いたことがある。それまでも目立たなかったし、「モブじゃなかったんかい」と思わず突っ込んだよ。そういうこともあって、主要キャラは、それっぽい名前にするようにしている。

それから、今まで使ったことのない名前であることも重要。これは他の作家さんもそうなんじゃないかな。端役でも別の作品で使用した名前は使えない。使えないというか、使いにくい。オカルトトリックの「凛」という名前は、ずっと使いたくて取っておいたもの。何度も使おうと思ったけど、そういう理由で使わなかった。一度使えば、ぴったりのキャラに使えなくなるから。オカルトトリックでようやく使えた~という感じ。

あとは、なんと言えばいいか、〝形〟も気にする。柴崎凛・佐倉禅は対比。二文字の苗字に一文字の名前。その次に登場する野々宮アリスは六文字。名前もカタカナ。スピンオフの主人公は、折原いのり。ひらがな。他は……、まあ、思い返してみれば、オカルトトリックはそうでもなかったけど、文月姉妹や柚葉、夏目なんかは字面はあまり変わらないね(笑)。

とにかく、こんな風にして少しでも見た目を変える。ひらがなカタカナ、文字数の長短、珍しい名前、平凡な名前、あだ名なんかを使ってなるべく被らないようにする。文字でも絵みたいなもんだし、少しでも読者の方が混同しないようにと思ってそうしている。効果がどれほどあるのかは分からないけど。

「天空城殺人事件」でいえば、和名と洋風の名前を使って工夫しているつもり。サザナミ、カグヤ、キリカなどの和名組。パーシヴァル、デラロサ、ウェインライトとかは洋風。ナナシはジョークみたいなもんだし、トライヌはパロディ。長さや語感もなるべく一緒にならないように気を遣って決めた。誰がどの職業だったっけ? とならないように、地の文では、なるべく名前の前に職業名をつけてって感じで。苗字と名前があればややこしくなるから、あの世界では苗字が存在しない。

――なるほど。キャラクターとか世界観とかを決めたら、もう書き始める?

まさか。主人公をどう掘り下げるかが決まらない限り、無理だよ。たとえば、英語が喋れるという設定を主人公に与えたとして、どうして英語が喋れるのかを決めないと書けない。仕事で通訳をしているからという理由を持ってきたとしても、なぜ通訳者になろうと思ったのか、というところも決めないと書けない。誰々に憧れたとか、そういう薄いのではなく、エピソードがいる。そうこうしているうちにキャラクターが見えてくる。ただ設定を与えるだけでは、なんていうか、薄っぺらくなる。もちろんそれでも良いタイプの作品はある。

――ライトノベルとか?

ライトノベルはむしろいる方だよ。主人公はともかく、メイン、サブを問わず、ヒロインは必ず掘り下げがある。上辺から見えていたものとは違ったんだ、という展開がある。過去や秘密、葛藤なんかがあって、主人公が信頼を得ることでそれを知ることができる、助けを求められる。
私が言っているのは、新本格とかのジャンル。キャラの掘り下げは、トリックの二の次のようなところがあるから。拙作の「雷鳴館の殺人」なんかはまさにそう。

――ストーリーはどうやって書いている?

それこそ、キャラクターが生まれてから、考えていく。
たとえば、主人公が刑事だとして、長所は犯人を捕まえるまでは家にも帰らず身を粉にして働くという仕事人間だとしたら、短所は家庭を顧みないダメ夫という感じかな。家庭のことを何もしないどころか、何も知らない赤の他人のような、それくらいのダメ夫。こういう短所を物語に絡めたい。できれば、中盤でがつん!と主人公にとっての大事件を起こしたい。それまでは短所があるけど長所でなんとかやっていけるという感じで展開させる。

――中盤以降の展開は?

つまりは、主人公の成長を見せるために書くんだと思う。がつんとした事件を中盤でと言ったけど、短所のせいで、大切なものを失ってしまうというシーンがまず来て、さきほどの刑事の話だったら、家庭をまったく顧みないという短所のせいで、息子がぐれて犯罪を行ってしまうというのがいいよね。息子こそが追っていた犯人だったと。

ここから、後悔だったり葛藤だったりが主人公の胸の内に生まれる。仕事ばかりで家庭を顧みなかったせいだと自責の念に駆られたり、子を思う親の気持ちとか、刑事としての矜持をどう保つかと悩んだり。長所まで揺らいでしまう。
息子を逮捕するのかしないのか、はたまた隠蔽工作までするのか。どちらを選んでも、息子が犯罪者であることも、家庭への接し方が間違っていたというのは消せない。何かを失う。つまりはジレンマ。どちらも選択できないような、AorBという選択肢を主人公に突きつける。タイムプレッシャーも与えたい。

――それで、苦悩の末、そのどちらかを選ぶと。

それはダメだと思う。読者には、AorBという選択肢を与えておいて、実はCでしたって感じがいい。その展開は予想していなかったような、カタルシスを生むような選択肢を新たに出さないと。作者の腕の見せ所。もちろん、短所を克服しなくてはならない。この場合なら、刑事としての自分が死んでしまうけど、主人公が息子の更生を願って身代わりになるとかかな。あるいは、そう決意を告げたところで、自分は犯人ではないと息子が言い出すとか。誰かを庇っていた。まあ、そんな感じ。即興だから許して。とにかく、この選択はかなり頭を悩ませるところ。一番の盛り上がりだからね。何日もかかる。

まあ、中盤以降は、こんな感じで、メインプロットとサブプロットを逆転させたい。メインプロットとサブプロットという言い方があっているのかは分からないけど、序盤から中盤までは犯人を追う話だったのに、中盤は別の話、家族の話になっているというみたいのが私の書き方。理想であって、いつもいつもそうであるわけではないけど。「天空城殺人事件」や「雷鳴館の殺人」には当てはまらないね。

――文体はどうやって決めてる?

決めるというのはなんかピンとこないね。基本的には、私は一人称で書くから、そのキャラの語り口を使うだけ。特に序盤の文体は荒れているから、あとから必ず書きなおす。

――なぜ一人称?

元々はずっと三人称で書いていた。その方が汎用性があるから。視点も変えやすい。
一人称を選ぶのは、ミステリであれば、叙述トリックを使いたいからなんだけど。それ以外では、終盤で内面を書くときに書きやすいというところかな。作者の言葉でなく、キャラの言葉で語らせたいという感じ。別に三人称で書けないということはないだろうけど。
まあ個人的には、技術的に三人称は難しく感じるときもあって、視点がぶれたり、文体がぶれたりして、ちょっと厄介。三人称を使う必要がなければ、たとえば、地の文で主人公が語ると、くどくなるような世界観だったりの説明がなければ、一人称を選ぶようにしている。

――タイトルはどうやって決めてる?

タイトルは苦手。ずっと苦手。タイトルを決めずに書くことがほとんどだった。
基本は、キャッチコピーとかと一緒だよね。「痩せたいなら唐揚げを食え」とか、「インド人がそば屋を開く」とか、意外性があるようなもの。実際の小説で私が驚いたものを言うなら、「姉飼」とか。姉を飼うの? という驚きが来る。

他には、単純に格好いいものとか。恩田陸さんの作品はどれも格好いい。個人的には、好きなタイトルしかない。「夜の底は柔らかな幻」とかね。どんな物語か分からないけど、格好いい。

「天空城殺人事件」の前のタイトルは、「もしRPGの世界で殺人事件が起こったら。」だったけど、これは、内容をそのまま説明するタイプ。南郷が考えたもので悪いけど、上手いとは思わないけどね。
タイトルは難しい。正直、自分の作品で気に入っているタイトルはない。仮題をつけてそのままそのタイトルを採用することが多いかな。

――作り方はこのくらいにして。
  執筆中は何か音楽をかけたり?

そうだね。テレビやラジオは見ないし、聞かない。古今東西問わず、作品の雰囲気に合うものを見つけたらずっとかけてるよ。一か月同じ曲を聴き続けることもある。

――一日の執筆時間は?

長ければ、朝から晩まで。起きて十分後には書いている。紅茶だけ用意してね。執筆以外の雑事は十分刻みでスケジュールを立てて、なるべく無駄にしないように。目安として、十分二百文字は最低書こうと決めている。初稿の段階で言えば、一日一万字。いつかはガス欠になるから、休みの日を設けずに、それまでは全力で書くというスタンス。ガス欠になって、モチベーションがなくなれば一切書かない。
ただ、気をつけないといけないのが、休みを入れるとずるずると長引いてしまう危険性があるということ。何度もそういう経験があるし、今もそう。書いているものがあるなら、書くことよりも書いたものを読むことを優先してなんとか作品に戻る。書いてるものがないときは、早く書きたいものを見つけることくらいかな。

――なにか書きたいものは見つかった?

見つかってないね(笑)。ぼんやりと、人間を書きたいというのはあるけど。

――今回はこのくらいにして。最後に何か言いたいことは?

執筆論みたいなものを含め長々と語りましたが、あくまで私のやり方であって、こうじゃない方を否定しているわけではありません。むしろ私のやり方はかなり底辺のものでしょう。
正直に言えば、執筆について誰かに語り出したら終わりだよなと思っていましたし、今もそう思っています。作家でいる以上、常に教えてもらう側にいないといけないように思うからです。たいしたことも語っていないのに、恥ずかしながら満足感があります。本来なら、作品が評価されて満足感を得なければならないのにです。そう言った意味では、私ももう終わりかなと思わずにはいられません。

KDPにおいて、次回作は未定ですが、いくらかこのインタビューで、執筆についての自分の考え方を思い出すこともできたので、それをいかしていきたいなと思います。
それでは、次回作でお会いできますように。

新作はまだ~?という話

ども南郷です。お久しぶりです。

オカルトトリックのスピンオフを出してから一か月が立ちましたかね。売り上げはぼちぼちですかね。


オカルトトリック Smoke And Mirrors (N-angou文庫)
オカルトトリック Smoke And Mirrors (N-angou文庫)

で。
そろそろ新作の話があるかなあと思っていましたら、特に書くものがないということでして、
だったら竜宮城~とか四鳴館~の残りをかいたら?と思うんですが、あまり気が、乗らないようです。
竜宮城まえに長編を一作はさみたいらしいんですが、それが見あたらないという感じです。ちなみに南郷はずっといってるんですが、恋愛色の強い青春ミステリ(連作短編)なんかどう?と押しましたが、「うーーーーーん」でした。


ということで今年の新作はもうなさそうですね~。あればお知らせします~

でわでわ南郷でした。


オカルトトリック (N-angou文庫)
オカルトトリック (N-angou文庫)

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